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学生インタビュー

中山 翼さん

中山 翼 さん
(2014年1月現在/修士課程1年)

ガーナの国際プロジェクトに参加して
自分の研究が、人の役に立っていることを実感!

中山さんが、この研究室に入りたいと思ったのはなぜですか?

子どものころから釣りが好きで、いつも空や海を見ていたせいもあって、気象について勉強したいと思ったのがきっかけです。雲がなぜそう動くのか、波がなぜそう変化するのか、身の回りで起こることの理由が知りたいと思っていました。大学に入ってから地学の講義を受け、気象も含めた幅広い知識を学んでみて、やっぱり自分は気象に一番興味があることがわかり、この研究室に入ることを決めました。

研究室に入って、どんなことを学びましたか?

今、アフリカのガーナについて、気候変動の影響を調査するプロジェクトに参加しています。これは、東京大学が中心に行っている国際プロジェクトで、まだインフラが整っていない地域において、気象データを集め、温暖化や砂漠化がどのように進んでいくかを予測したり、そこでの防災対策を考えたり、今まさに解決が必要な課題に取り組むものです。

自分が調査研究することが直接ガーナの人々の役に立つかもしれないと思うと、やりがいも責任もあり、がんばろう!と思います。こういった経験は、これからどんな仕事をしていく上でも大事なことだと実感しています。他の大学や海外の研究者とチームを組むので、コミュニケーションの大切さや、プレゼンテーションの方法なども学ぶことができました。

これから海洋気候物理研究室をめざす後輩へ、メッセージをお願いします。

中山 翼さん

自分がガーナのプロジェクトに参加し、実際にアフリカに行くなど思ってもみないことでしたが、この研究室は、ここ数年で急に国際化が進んでいます。海外の学会で発表する機会もあり、英語で論文を書いたり、発表したりすることも毎週のようにありますから、英語に強くなりたい人や、海外で活躍したい人にとって、この研究室はとてもいい環境だと思います。

また、新しいことに挑戦したいと思う人には、先輩も先生も親身になって相談にのってくれるので、どんどんチャレンジすることをおすすめします。自分もここで経験したことを忘れずに、世界の人のために役立つ仕事にチャレンジしたいと思います。

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